「女医1、女医2、看護師の皆様に囲まれて」とてもご満悦な男性がいる。(笑)
先ずは状態把握の検査が続々と・・・。
- 蓄尿
- 血液検査(2:00、7:30、11:30、14:00、17:00、21:00)
- 両手両足血圧
- 心電図
- 心臓エコー
- 腹部エコー
- 腹部CT
- 知覚神経検査、運動神経検査
- 網膜検査
一番驚いたのは網膜検査、僕の向こうに座ってるのは妙齢の知的な女医さん。通常の検査が続いたあといきなり専用のルーペを僕の目に当てる。わずか3センチほどの厚みのルーペを僕の目に当てたかと思うと、その反対側を自分の目にぴったりとあてて僕の目の中を覗き込む。
思わず「ぉぉおおっ!」と心の中で叫んでしまった。だってこれって久しく忘れていた感動・・・接吻と同じ(爆)・・・鼻があたるからと小首を傾げての覗き込み。
血液検査は夜中の2:00から始まる。熟睡していた僕は看護師の呼びかけにも全く反応無しで、しかも唸りながら腕を払いのけたと言ふ。(笑) はっと正気に戻ったときは「時既に遅し」でとても格好悪かった。(爆) これ以外にも毎食前・眠前の血糖値測定は毎日おこなわれる。(写真は血糖値測定、眼底検査やら全身緊縛の写真が取れなかったのが残念!:笑)
知覚神経検査は両手両足の骨に音叉をあてる。その振動が感じられなくなったら合図を送る。それにより知覚神経の異常を探るんだって。なんか原始的といえば原始的。(笑) うってかわって、運動神経検査は(この場合の運動神経とは通常僕たちが使う運動神経とはちょっとニュアンスが違う。運動をつかさどる神経の伝達速度。)小学生の理科の実験でやったかえるの筋肉に電極をあててぴくっと動く、あれそのもの。低周波マッサージ器と同じような。これも両手両足の先までどれだけの時間がかかるか測定をする。
若い女性の検査技師と看護師が二人ついて、ベッドに横たわる僕の両手両足に血圧計をつけたその様は、をまるでSMの世界。(爆) それが済むと大きな音叉で僕の両手両足を叩くのである。(笑)
このような検査で糖尿病の三大合併症である「網膜症」「腎症」「神経症」を調べるんだって。網膜症は自覚症状がでたときは殆んど手遅れのようなものだし、神経症がひどくなれば足壊疽で切断なんて事もあるし、腎症が進めば人工透析が待っている。糖尿病の治療をいい加減にしているとこれらの症状が必ずやってくる。ここが一番怖いところなんだよね。治療を怠っていると10年以内には必ずどれかが或いは全ての症状が現れる。そうとわかっても思い通りにコントロールできないのが糖尿病の辛いところかな。
糖尿病の症状は口渇・多尿・多飲・手足のしびれ・いらいら、そして一番理解されないのが「空腹感」。これが厄介なんだよね。人間は食物から糖を作りそれが脳や筋肉の栄養となる。その信号を待って脳が満腹感の信号を出すからそれ以上ご飯を食べなくて済む。ところが糖尿病になるとその糖分を体に取り込まなくなる、だからいくら食べても満腹感がないどころかいつまでたっても脳は空腹感を出し続けるの。食べても食べてもお腹は膨れないし、食事コントロールをしてるから量はとても少ないし、その上さらに運動療法で体を動かしなさいとくる。お腹がすいてるときに運動なんかしたら余計にお腹がすくじゃない、と反発してしまうのである。
治療の3本柱である「食事療法」「運動療法」「薬物療法」がいかに難しいか、世の中では「生活習慣病」といわれ如何にも本人がだらしないような反応なんだけど、こういった難しさを理解して欲しいと思ふ。(笑)
糖尿病(2型)は遺伝による確立が50%、誰も好き好んでなるわけじゃないということを。長くなるので検査結果はまたあとで・・・。